僕とナンパ

年始から色々と考えてしまい、更新が滞ってしまっていた。

心配してくれる人が多くて、ありがたい限り。逮捕とかでは無い。

 

まあ、2016年にTwitterでの活動を開始してから丸八年。休みなしで更新して来たので、久々に考える時間が取れた。

 

これから徐々に、発信&活動を再開しようと思う。

 

さてさて。

久々の投稿なので何を書こうか迷ったが。

 

自分のアカウントを最近フォローした人は、「この偉そうにしてる”プロナンパ師”とかいう人間は、何者?業者が共同で運営してるステマ垢じゃないの?」と疑問を持っているかと思うので。

 

 

本当に意味で「初心」に帰り。

自分がどういう人生を送った結果、なぜナンパを始めたのか、なぜハマったのかを書きたいと思う。

 


 

 

 

 

後に「プロナンパ師」という地球で一番恥ずかしい肩書きを名乗る男の、話をしたい。
※全部が本当とは限らない

 

 

世は、バブル全盛期。

ネオン街に札束、車と熱気。

 

彼は、日本がバブル景気で熱気付く中、その正反対のど田舎の街(市営住宅)で出生した。

 

父は絵に描いたような、非モテチー牛メガネの陰キャ。

母親は重度のメンヘラで職歴なしの短大卒。

当時入居していた市営住宅には、同世代の女子がゼロ。

 

当然育児も上手く進むハズが無く、気がつけば圧倒的な制欲の結果、夜中に轟音で自慰行為に励む狂気の少年がそこに居た。

 

そんな彼の初恋の相手は、小学生の頃。魔法陣グルグルに出てくる「ククリ」というキャラであった。この時点で、割と詰んでいる。

 

また真顔で「将来はラクス・クライン(ガンダムSEED)と結婚をする」といった旨の発言をし、周囲をガチで困惑させた。

 

お小遣いの全てをエヴァンゲリオンのテレフォンカードに投入する彼の姿を見ながら、周囲は人格矯正の余地を探した。彼をスイミングスクールに入れたり、サッカークラブに入れたりするものの。

 

その努力も虚しく、彼は「灼眼のシャナ」や「ゼロの使い魔」といったライトノベルを読み漁り、深夜アニメである「シスタープリンセス」を見始めるなど、中学の時点で既に手の施しようが無い人間が育ったのであった。

 

 

しかしまた同様に、彼にも「普通に人間への憧れ」があった。

いつかモテたい・・・そんな夢と希望を、胸に抱いていたのだ。

 

そんなある日。

ガキ特有の「どこまで高い場所から飛び降りられるか選手権」が開催された。

女子も観戦する中、(ここで一躍有名になれば、拙者も・・・!)と勘違いした彼は、いきなり優勝を狙って物置小屋からダイブして骨折し、周囲をドン引きさせる。

 

そして彼は「骨折りポッキー君」というアダ名を付けられ、卒業までイジめられ続けた。

 

「普通に人間」に対する憧れは、高校入学以前に儚く霧散した。女子とまともに会話をした事も無いまま、彼は地元の男子校への進学を決断するーーー

 

 

スパークした高校時代

高校(男子校)時代の彼は、控えめに表現しても「スパーク」していた。

 

  • 自作PCでエロゲに没頭
  • 学校を休んで「Fate/Stay Night」をプレイ
  • ネットから無◯正エロ動画をダウンロードしてシコ活
  • コンピュータ研究会の部長に就任

 

持ち物検査の際に「Canvas2〜虹色のスケッチ〜(18禁ギャルゲ)」と「コンプティーク」が見つかった際、生徒指導の教官から「これは何だ?」と聞かれ、思わず「僕の全てです」と回答した伝説を持つ。

 

教官から「お前はもっと、”人生”について真剣に考えた方が良い」というコメントと共に、校内のドブ掃除をさせられたが、彼は折れなかった。

この頃に「エロゲ批評空間」に投稿したレビュー記事は、優に50を超える。

 

高校時代の貴重な青春の全てを「18禁・美少女恋愛シュミレーションゲーム」に投下した彼は、いつかギャルゲのヒロインのような”女神”が必ず現れると信じていた。
※因みに、この時点で女子とマトモに話した経験は皆無である。

 

 

 

悲劇の大学デビュー

その後に大学へ進学。
彼は何の根拠も無く「俺は大学生になったら、彼女を作って輝くんだ!」と信じていた。

 

しかし、当然理系の彼には「女子との接点」が無い。

 

 

だが彼は、得意の「インターネット・サーフィン」の技術を駆使して「インカレサークル」にたどり着く。

華々しい大学デビューを目指して、インカレの新入生歓迎パーティに参加した彼。目の前に現れる同世代の女子を視界に捉えるだけで、彼の股間は膨張していた。三年ぶりの女子である。

 

その中に一人、可憐なワンピースを着た女子を捉える。

 

緊張しながら女子の隣に座り。

 

震える手でビールのビンを取り、女子に「これ飲む・・・?」と聞こうとした瞬間。

 

 

 

先輩A「なーんで持ってんの!

の「え!?な、なぜと問われても、拙者、、、

先輩B「飲み足りないから持ってんの!」

先輩C「はいドドスコスコスコ♪」

の「!?!??!」

女子「wwww ウケるーww」

 

ーーー

ーーーーーー

 

 

急な出来事で”武士”のような一人称になってしまった彼は。15分後、「トイレに行きます」と言い残して、会場を後にした。

田園都市線に揺られる彼の頭の中に、JAY WALKの「何も言えなくて…夏」が流れ始め。
目には、涙が溢れた。

 

 


 

それでも尚、「女性との出会い」が諦められなかった彼は、更なる出会いを求めて居酒屋のバイトを開始する。

もうただの、キモい陰キャの出会い厨である。

 

迎えたバイト初日。

酔っ払った客に畏怖しながらも頑張って注文や配膳に尽力をする。

 

しかしバイト終了間際。

韓国人男性の客にレジで「クレジットは使えません」と案内をした所、中指を立てられて「Fxxk you」と言われた瞬間に心が破壊され。

そのまま無言て帰宅し、居酒屋のバイトのバックレをする。

勤務時間、4時間36分。無念の敗退であった。

 

結局彼は。

水樹奈々のファンクラブに入会し、男性十人で構成されるモンスターハンター研究会に所属(後に会長にまで昇格)し、ヨドバシカメラ故障受付窓口のバイトを4年間実施する事となった。

 

因みに、自分の「大学時代」の一番の思い出は、この記事に書いてあったりする。

 

【真】童貞卒業マニュアル【完全版】|週刊プロナンパ日誌(のんちゃま)
▼ このnoteに登場する愉快な仲間たち ワイくん(主人公) ・男子高校出身の大学生 ・大学デビューに盛大に失敗 ・理恵ちゃんの事が好き ・料理が下手 ・壊滅的に女心が分からない ・童貞 ーーーーーーーーー 理恵ちゃん ・ワイくんと同じ大学に通う、自転車サークルの女の子 ・童貞にモテそう ・彼氏はいない ...

 

ストリートナンパとの出会い

就職してからの彼は、「職場」「自宅」「川崎フラミンゴ(激安ピ◯サロ)」を往復し、日々エロゲを消化しながら”エロゲ批評空間”に長文レビューを投稿する。

空いた時間でMixi日記に「リア充爆破しろ!!!」という日記を投稿する、非常に充実した毎日を送っていた。輝いていた。

 

そんなある日。

無理矢理参加させられた会社の飲み会で、先輩から「お前ナンパしてみろよw」と指示された彼は、失うモノも無いのでキョドりながら声を掛けてみる。

 

すると。

童貞が大好きなメンヘラ・ビッチに奇跡的に遭遇し、ネカフェ逆打診をされて「個室フ〇ラ」を達成する。

 

彼の人生が、変わった瞬間だった。

この奇跡は、悪魔が仕込んだ運命だったのか。

 

 

「もう一度、あの奇跡を起こしたい!!!」と願う彼は、無限の性欲をエネルギーに変えて。独り渋谷の街を、彷徨い歩き続けた。

彷徨い歩くうちに、仲間も増えた。

 

 

 

※14年のナンパ活動の詳細は、書き始めると止まらないので割愛する。ただ本当に「色々と」あった。以下からは概要だけ記載する。

ナンパ師として

 

【不屈のメンタル】の持ち主である。

 

  • コンビで連れ出した女子二人から「この人(のんちゃま)とは連絡先交換したく無い」と拒否(複数回)
  • 合コンで「この人(のんちゃま)の話が面白く無いから、先に帰らせて欲しい」と談判され、泣きながら帰宅(3回)
  • アポで「ちょっと電話きた!」と言われてバックレられる(複数回)
  • コンビで乱が出来そうになった直前に「顔が、特に青髭が無理」と二人から拒否される(2回)
  • 片思いの女子をクラスタに即られた挙句、「お前(のんちゃま)の事、キモいってw」と言われる(1回)

普通のメンタルであれば「はい、僕はナンパ師を辞めます!」となりそうな出来事に多数・複数遭遇しても、不死鳥の如く復活して街に出る。

 

ガンシカや坊主で「僕は雑魚です…」とメンブレする諸君は、私について来い。

 

 

また、ナンパの腕前もあまり冴える方では無く、ナンパ開始から5年を経過しても即数が100を超えなかった。年10以下の即数を、五年継続した。脅威の忍耐の持ち主である。

 

そこから遅咲きの開花をし、5年目以降は年70~100ペースで経過している。

現在の即数は【820】。歴は14年。

 

因みに、Twitterを始めた目的はオフパコである。

この時点で即った女の中でダントツにスト値が低かった女の名前が「のんちゃま」だった為、ノリで付けた。100人程度の女子垢にDMをしたが、誰からも返事がこない。その中でナンパを見つけ、界隈入り。2016年の話である。

 

 

ここまで書くと「時間掛けただけの、ただのショボ腕」と思われるかもしれないが。弾丸即のテクニックは、熟練した”達人の”技術により高いレベルをキープしている。

2019年に開催されたナンパ大会【TN1】では、参加11人の中から2位にダブルスコアの差を付けて圧勝したり。まあ五年前の話だが。

※興味ある人は「TN1 ナンパ」とかでググれば、当時の記事が結構出て来る。

 

事実として、顔刺し・若イケと比較されると完敗ではあるが、同世代のシニアの中では実力は高い自負がある。

クラスタ仲間との遠征にも積極的に行っており、気になった人はこの辺りから読んでほしい。

 

ナンパ講師として

ストリートナンパ・専門で講習をしている。この界隈ではかなりの古参講師であり、講習開始は2018年。2024年時点で講習歴7年・講習生550人を超える。

結果が出なかった時代が長いので、初心者のストナン師がぶつかる”壁”は全て自分で経験している。

 

また「非モテの気持ち」が手に取るように分かるので、弱者に寄り添った指導が出来る(未だ自分が”強者だ!!”と思った事は無いが・・・)。

あと自分の講習は”自立”を促すようにしているので、「のんちゃまさん、神!!!」みたいな信者タイプは少ない。

 

行動に対して制限は掛けないタイプ。信じた道を、元気に進んで貰えればOKである。講師にしては珍しく、非モテの初心者だけでは無く「中級者・上級者」にも講習をしている。

この界隈で目立っている人間の中にも自分の講習生が多いのが、この活動を続けた一番の誇りである。

※講習は体力的にいつまで開催するか決めてない。が、興味ある人は早めに。これネタとかでは無く。

 

余談だが、「ナンパ講師活動」よりも先にnoteの執筆を開始(2017年)している。当時の記事は統廃合により消しているが。

本を読んだり、文字を書いたりするのが大好きな陰キャ気質なので、実は記事を執筆している時が人生で二番目に【充実】を感じられる瞬間であったりもする(一番目はLJKの腋をペロペロしている時)。

 

noteを執筆すると毎回購入してくれる”のんちゃまファン”も一定層おり、彼らが自分の支えとなっている。非常にありがたい。

これからはのびのびと、記事の執筆を積極的にしていきたい。

 

 

色々と振り返ってみて

 

人生も折り返し時点に差し掛かった時点で尚「プロナンパ師」を自称している事は、もう「お父さん・お母さん…生まれてきてごめんなさい(嗚咽)」の世界である。

 

あと、自分は「意識高い系ツイート」や「素敵なノウハウ」というキラキラした発信よりも。こういう「皮肉」や「自虐」に溢れたダークでジメジメした”カビ臭い”発信の方が、元来は大好きな人間である。負のエネルギーでないと、正常に動作が出来ない。

一時は「チバさんを超えてNo1になりたい!!!」とか思ってすいませんでした。僕は二軍です。

 

割とまとまりの無い記事になった。

 

正直に言うと、まだ本調子では無い部分もあり。若干リハビリ中だが、徐々に活動や発信を再開する。

良ければ、感想や応援の引用RTやコメントを頂けると、励みになる。

 

これからは、上ばかり見るのではなく。仲間や読者に囲まれている現状に感謝し、活動・発信をする事をここに宣言して、筆を置く。