30代以降はナンパのやり方が変わるな。
ふとそんな事を思い、記事にしてみました。
この記事を書こうと思ったキッカケ
本記事を書こうと思ったキッカケは、自分がまだ若く、駆け出しだったころにまとめたメモを見た事から。
そこに記載されていた内容は主に「〇日にナンパできそうなイベントがある」といった内容や、「最初に〇〇の話題、次に〇〇の話題、最後に…」といったようば、どうすれば口説けるのかの独自理論がビッシリと書き連ねてありました。
当時、周りの仲間が結果を出し始めていたのに反し、負けを繰り返していた僕の闘志がう生んだ、執念の記録。
それは思わず笑ってしまうほど、実直に取り組んでいたなぁと。しみじみ。
本記事では、アラサー以降の方向けに「ナンパの楽しみ方」や「成長の仕方」を文字にしてみました。
アラサーになって変わる4つの基準
「ナンパ」の楽しみ方が変わる
物事の捉え方は年齢と共に変わります。
自分は10年近くナンパをしており(ヤバいっすね。病気。)「ナンパ」という行為に対する捉え方も、色々と変化しました。
最近思うのは、若い時のナンパと、アラサー以降のナンパは違うゲームだなと。
一番顕著に思うのは、若い時はアポの時に物凄く色々と「考えて」いました。
相手は何を考えているのか
ここからどう打診をするべきか
伏線をどう張るのか
この子は、抱けそうなのか
そんなことで頭が一杯でした。序章に書いた「執念のメモ」もその一つでしょう。
しかし年を重ねふと気が付くと、そこまで深く考えず、リラックスしながら流れに身を任せ「大局観」を使用して女の子を口説いている自分がいました。
このリラックスしている状態の方が結果が出る。そして、楽しめる。
若い時は「体力」と「直感」と「論理」に頼り、勢いに乗ってガンガン進み、そして限界まで考え抜くゲームである。張り巡らせた伏線をたどり、勝利を掴むため挑む。
アラサー以降は流れを読みながら、将棋のように攻防する「大局観」のゲームである。
そう思うようになりました。
口説く「武器」が変わる
先程の説明に戻りますが、アラサー以降のナンパや口説きで武器になるのは、大局観ではないでしょうか。
大局観とは何か。ざっくり言うと「流れを読む」という事です。
辞書の言葉を借りるのであれば以下になります。
「大局観」とは将棋や囲碁、チェスなどのゲームにおいて、部分的なせめぎ合いにとらわれずに、全体の形の良し悪しを見極め、自分が今どの程度有利不利にあるのか、堅く安全策をとるか、勝負に出るかなどの判断を行う能力のことを示します。
これをナンパや口説きで表現するのであれば、今まで蓄積された「感覚」をベースに「ああ、今はこんな状態か。だったら、ここは攻めよう」だとか「ちょっと形勢が不利だな、難しいのであれば今回は早めに解散して、長期的にアプローチしよう」と、パっとその局面を見て、大方針を決定する事を言うのでしょう。
「今話している内容」や「仕草」といった部分をロジカルに読んで対応するのではありません。
「なんとなく、こうした方がいいだろう」と、なんとなく感じる事です。
相手が何を考えているか分からない場合や、行動が読みづらいといった複雑な状況の場合はこの「大局観」の方が、無駄な「読み」を省略出来る為、意思決定のスピードが上がります。
しかし、「大局観」は経験から養われる事や、本人の性格や考え方を反映する為、説明が難しいです。
個人的に思うのは、先ずはしっかりと論理立てた上で、正しいアプローチに沿って「ストナン」や「口説き」を繰り返す。
そして自分の中で経験を蓄積する。
そうする事によって、過去の経験を基に大方針を決定する力が磨かれます。
先ずはこの「大局観」を磨く事が、アラサーからのナンパ基礎になるのかなと。
「リスク」と「成長」に関する考え方が変わる
若い時は「怖いもの知らず」です。何が危険で、何が安全かが分からない。
今となっては到底出来ないような恥ずかしい打診や、一切勝てる見込みの無い無謀な戦いに何度も身をと投じ、そして女性に搾取される事も往々にしてありました。ナンパで使ったお金でBMWが買える。そのレベルで注ぎ込みました。
そして何度も女の子に嫌われたり、痛い思いをする。「もうこんな思いはしたくない」と思う。
そうすると、無難なナンパ・打診しかしなくなります。
しかしこのようにリスクを取らない戦い方をしてしまうと、ナンパ師としての成長が見込めなくなってしまいます。極端な話をすると、「ナンパなんてしてもガンシカしかされないから、出撃をやめよう」となってしまう。
リスクを取らない戦い方が染み付いてしまう事が、一番のリスクです。
では、どうすればいいのか。
それはしっかりと、街でガンシカされる事や嫌われる事や、痛い思いをするリスクに向き合う事。
「あるよね、こんな事」と常に前向きな姿勢を持ち続け、その先の成長を目指して何度も挑戦をする。
一番のリスクは、挑戦をしない事であると理解し、挑戦を続ける。
年を重ねると賢くなります。しかし、アラサーを超えたとしても成長・挑戦する気持ちは捨ててはいけません。
「戦う土俵」が変わる
最近は鏡を見て「老けたな」と思う事が増えました。
そりゃ10年もナンパしてれば、老けますよね。笑
だからこそ最近考えるようになったのは、戦う土俵。今までと同じ土俵に立っていていいのかと考えるようになりました。
若い時は、それはもう毎日のように渋谷に繰り出し、怒涛の声掛けを繰り返して即を量産し続けました。俗に言う、若さゆえの「顔刺し」というラッキーもあったかもしれません。
居酒屋等を一切挟まない「弾丸即」のみに徹底した時期もありました。この経験が無駄だった、という事は決してありません。
しかしそれは若い時の話。
体力的にも時間的にも、毎日のように街に繰り出すのは厳しくなったからこそ、そもそもの「ナンパ」というゲームの仕方を最近は見直すようになりました。
・出撃する日、時間に制限を設ける
・即にこだわらない
・女の子との会話を楽しむ
・相手を楽しません
「即数」にこだわる事を捨てました。
もう自分には、一晩に複数人を抱くような体力はありません。
(少し前の大会で頑張りましたが、体力の限界か終了後の居酒屋打ち上げの記憶がありません。ただ、非常に良い経験でした。今までのナンパで一番思い出に残っています。)
ゲームシフトの時であると。
アラサーからは、即数ではない、別の楽しみ方があるんじゃないかなと。そう思い始めています。
結局何が言いたいのか
徒然なるままに書き連ねてみましたが。僕が思うアラサーからのナンパはこんな感じです。
・色々と経験を積む。大局観に身を任せてみる。
・成長する気持ちとリスクを取る勇気を捨ててはいけない。
・使える時間に制約があるからこそ、短い時間で結果に繋げる。
・「即数」じゃなくて「楽しむ」事を大切に。若くは無いので。
「口説き」をもっと知りたい人はこちらも参考にされて下さい。