この物語に登場する、愉快なナンパ師たち
メロス(のんちゃま)
・性欲チンパンジー
・東京のナンパ師
・ナンパ機械
・心を失っている。弾丸即ばっか決める
セリヌンティウス(kyo)
・性欲チンパンジー
・NGNで活動
・オフパコの禁忌を犯す
・「血吐くまでやれ」「豚抱け」が指導方針
shuuusuke
・性欲チンパンジー
・NGNで活動
・生きる伝説(シーラカンス)
・無駄に歴が長い、敵は加齢
1日目
メロス、出撃
メロスは激怒した
客「メロス!!!!必ず、この仕事を月曜までに完了させなければならぬぞ!!!」
はあ、、、ファ〇ク、、、
メロスには、そんな暴君のような事を言うクライアントの気持ちは分からぬ。
メロスは東京のナンパ師である。
週末街に出ては女の子に声を掛け、一緒にお酒と会話も楽しむ。
たまにお持ち帰りに成功する事もあるが、最近は女の子から「ちょっと顔がタイプじゃないんで^^」や「年齢は?あ、30代は無理でーす^^」とストレートに断られる事も多い。
メロスには彼女はいない。東京の狭いアパートで独り暮らしだ。
そんなメロスにも、親友が居た。
※右端がセリヌンティウス、下段中央がshuuusuke
ある日、そんな2人より誘いが届いた。
「静岡に、征かぬか。」
メロスは歓喜しながら承諾した。久しぶりの征服だ。
「血肉躍るねぇ…静岡の奥の奥までズッポリと、征服してやるYO…」
しかし、残念な事にメロスには仕事がある。残念な社畜だ。
万全を期して遠征に挑む為、全力で(適当に)仕事を片付け、静岡で赴いた。
メロス、昼ストに参加できずに涙する
適当に仕事を片付けた結果、クライアントから手戻りした仕事を、月曜までに仕事を片付けるように命じられた。
自業自得とは、この事である。
メロスは激しい吐き気に襲われた。
J-WALKの「何も言えなくて・・・夏」が頭の中を流れ始めたが、仕方が無いので静岡のタリーズで仕事を片付ける事にした。
土曜日。時刻は10時頃。
何となくTwitterを開く。
昨日からセリヌンティウスとshuuusukeは現地入りしていたハズだ。
shuuusukeはちゃっかり1即を決めていた。
「チッ」と舌打ちをする。メロスは少し、激怒していた。
同様に前日入りしたセリヌンティウスは坊主。
彼は、激怒していた。
腹が減ったので、昼食に出る事にした。セリヌンティウスとshuuusukeを誘う。
shuuusuke「一緒に行きましょう^^」
しかし、セリヌンティウスからは反応が無かった。
よほど全力で挑んだのか。
合流し、静岡名産のマグロ丼をぶち込んだ。
普通にウマくてビックリ。やはり田舎のメシは美味しい。
昼食後にいったん解散する。ホテルに戻り、体制を整える事にする。
shuuusuke「夜に備えて、僕もホテルで寝て休憩します^^」
夜の再会を約束し、共に固い握手を交わし、再開を誓った。
メロスは引き続き仕事をこなした。
すると、shuuusukeからLineで報告があった。
shuuusuke「すいません、連れ出して即っちゃいました^^」
メロスは激怒した
メロスには24時間でサクッと清々しく2即を決める凄腕の気持ちが分からぬ。
怒りに身を震わせ、夜に備えた。
メロス、ついに静岡ナンパに挑む
時刻は夕刻。ようやく仕事の目途が付いてきた。
Lineを見る。
どうやら、昨日全力で戦いぬいたセリヌンティウスが復活していたようだ。
セリヌンティウス「メロス、はよ」
どうやら、セリヌンティウスは相当溜まっているらしい
メロスの準備が整った。
さあ、ゲームの始まりだ。
メロス「行くぜ!!!」
セリヌンティウス「はよ」
いけない、そろそろセリヌンティウスが限界だ。
路行く人を押しのけ、跳はねとばし、メロスは黒い風のように走った。
セリヌンティウスも腕の立つナンパ師。待たせておくと、他の女の子を連れ出し即しかねない。だから、急いだ。
野原で酒宴の、その宴席のまっただ中を駈け抜け、酒宴の人たちを仰天させ、犬を蹴けとばし、小川を飛び越え、少しずつ沈んでゆく太陽の、十倍も早く走った。
そして、静岡ドンキ前
そこには、昨夜からのストナンで疲労困憊になりつつも、希望の光を捨てていない真っ直ぐなまなざしを持った戦友、セリヌンティウスが居た。
まさしく、性欲チンパンジー。
セリヌンティウス「はよ。スト、はよ。」
「セリヌンティウス。」メロスは眼に涙を浮べて言った。
メロス「私を殴れ。ちから一杯に頬を殴れ。私は、途中で一度、悪い夢を見た。君がもし連れ出していたら、、、、そう考えてしまった。私は君と抱擁する資格さえ無いのだ。殴れ。」
しかし、そこに
2人の若く可憐な女の子2人組が現れた
メロス「これは、、、行こう」
セリヌンティウス「ああ。」
メロス、セリヌンティウスとJDを連れ出す
場所はオモチャ屋の前。
メロスはフラフープに目が留まった。
「これを使ったオープナーなら、刺さる」
メロスは確信した
メロス「お姉さん、俺と一緒にフラフープしませんか?」
JD1「え?!www」
JD2「ウケるんだけどwww」
刺さった。
セリヌンティウス「我々は静岡の出身ではない。良ければ、一緒に酒宴を開かぬか。」
1声掛け目即連れ出しに成功する
そのまま居酒屋へ女の子を搬送し、会話を盛り上げる
JD「この前オフパコの募集してみてさーw」
の「オフ!?オフパコ!??!!」
中々に貞操観念が吹っ飛んでいる案件なので、メロスは勝ちを確信した。
セリヌンティウス「へぇ、Twitterでフォロワー結構いるんだ?」
JD「うん!盛ってる自撮り画像あげて、オフパコ垢のフリして男釣るの面白いよ!フォロワーも結構いる!」
メロス「なんかフォロワー6,200人くらい居て、450人くらいのサロンとか主宰してそうだよね^^」
セリヌンティウス(それお前やんけーーーー!?!?)
メロス、連れ込みグダを食らい激怒する
30分程度、良い感じに盛り上がったところで居酒屋をアウトする。
女の子からの反応も非常に良い。
これはイケる。
セリヌンティウス「今からホテルで飲まない?^^」
JD「んーーー。。。今日はいいや。」
メロス&セリヌンティウスは大激怒した。
今日はってなんやねん
俺たちに「明日」は無いんだYO!!!
セリヌンティウスの必死の説得もむなしく、JDは去っていった。
※その後、このJDはイケメンの彼氏と合流していたので、メロスは激怒した。
メロス、セクロスを求め街を徘徊する獣へとなり下がる
この遠征に来る前の新幹線。胸を弾ませながら、メロスはこんな事を思い描いていた。
「今回の遠征は、即にこだわらずに、女の子と楽しい時間を過ごしたいナ★ 東京の擦れてる女の子じゃなくて、田舎の女の子とゆっくりとケーキとお茶を楽しむ。そんな遠征も、楽しみたいよ^^」
田舎の女の子と、ゆっくりと過ごす。
会話と楽しみ、心を通じ合わせる。
「即」にはこだわらない。ただ、時のうつろいに身を任せたい….
そんな生ぬるい事を語っていたメロスは、今この時を持って死んだ。
不本意なJD連れ出し負けをした結果、もはやナンパ大会レベルの密度が高い声掛けと、固定化したトーク、そして最高レベルまで磨き上げたスクリーニングを駆使し、セクロスを求め街を徘徊する獣と化したメロスとセリヌンティウスが居た。
二人で爆撃機のように、静岡駅付近の女の子を空襲する。
ナンパ界のB-29とは我々の事だ。
研ぎ澄まされた感覚、、、そして20メートル程先に、その子を見つけた。
パターン青!即系です!
メロスは走った
まだ陽は沈まぬ。
最後の死力を尽して、メロスは走った。
メロスの頭は、からっぽだ。何一つ考えていない。
ただ、わけのわからぬ「大きな力」に引きずられて全力で静岡の街を駆け抜ける。
女の子を追い越し、すかさず声をかける。
メロス「お姉さん、ご帰宅中ですか?」
メロス、執念の弾丸即を決める
その女の子は、仕事終わりだった。
メロスが東京から来ており、飲みの相手を探している事を告げると、快く飲みに付き合ってくれた。ありがたい。
話を聞いていると、家と職場の往復で刺激が足りないらしい。
さらに、たまに東京に行くがお金が無いので、今度泊めて欲しいとの事。
「勝ったな」
「ああ」
30分ほどの連れ出しを終え、店をでる。時刻は22時前。
そのままテルーホイン
からの、、、即!
静岡の女の子は奉仕精神が旺盛だった。非常に素晴らしい30分を送る。
行為の終了後、疲れ果てたメロスは泥のように眠った。
気が付くと時刻は24時前。
女の子が帰宅したいというので、それを外まで見送った。
スマホを覗く
shuuusuke「3即目^^ めっちゃ可愛い^^b イエイ」
メロスは激怒した
メロスは基本的に自分以外のナンパ師の即が嫌いだ。この短期間で3即、しかもスト高案件を仕留めるshuuusukeの気持ちが分からぬ。必ず、成敗する。
メロス、荒廃した深夜の静岡に散る
メロスの身体はもうボロボロだった。
しかし、メロスは再度街へ赴いた。
遠征で1即だけというのも寂しい。どんな状況でも諦めたくはない。
そんなメロスの思いもむなしく。街は絶望の様子を呈していた。
キャッチ、ホスト、DQN、、、、そんな底辺と一緒にイチャイチャしているギャルしか居なかった。
DQN女「キャ~~~アツシじゃん!おひさ~飲んでるの~?よし、テキーラ↑↑いっちゃう?★」
この街に、もう希望は無い。
コンビニ前の石段に腰を下ろし、絶望に暮れながら撤退を検討し始めるメロス。
Twitterを見ると、セリヌンティウスがの呟きがあった。
セリヌンティウス…
不本意のまま絶望の坊主に飲まれた彼の死を無駄にしてはならない。
彼の分も、最後の希望を掴むべく、限界の身体で街を徘徊する。
すると、街の片隅で涙を流す少女を見つけた。
神は、我を見捨てなかった。
メロス「なぜ、泣いているのだ」
少女「バイト先の、、、大好きな先輩が、今日で最後で、、、」
メロス「ありがとうは、ちゃんと伝えたのか。」
少女「まだ、、、」
メロス「先ずは、それを伝えよう。後悔しないように。」
少女「うん、、、」
メロス「ありがとうを伝えたら、その後に俺と二人で飲もう。結果が聞きたい。一緒に話そう。」
少女「え?イヤだよ、普通に無理。」
メロスは激怒した
静岡初日が、終わった。
二日目
二日目、最終日。
普段メロスは昼ストをしない。
しかし、shuuusukeに3即されて悔しい気持ちとセリヌンティウスへの弔いの思い、そして自分の限界に挑みたい一心で、メロスは久々の昼ストに挑んだ。
昼という事もあり、繁華街ではなく駅で張る事にした。
メロス、早い段階の1連れ出し
メロスは、バラの花をカバンに入れて歩いている女の子を見つけた
メロス「お姉さん、そのバラは?」
どうやらイケメンアイドルとの撮影会があったらしく、そのイケメンに振り向いてもらう為の差別化として持っていたとの事。
そのまま平行トークで10分ほど和み、コンビニに行く。
ラブホ前まで歩き、連れ込み打診。
「今日は、ちょっと、、、」
破綻してしまった。
メロス、執念の昼スト継続
昨夜からの長期に及ぶ戦い、度重なるガンシカや連れ出し負けにより、メロスの覇気は限界を迎えていた。
「ここままではマズイ」と思い、気合を入れなおす為、弟子であるでかおに電話。
でかお「もしもし?」
メロス「ああ、ちょっと遠征中に気合いれt、、、あ、女の子いるわ、ちょいまち」
でかお「!?!?!」
わざわざ電話に出たでかおを完全に放置し、女の子を追う。
メロス「お姉さん!実は今から友達と飲もうとしてたんだけど、その友達が寝坊しててさ、、、クソだよね。いま、彼と電話してるんだけど。」
でかお「!?!?!?」
しかも、彼を悪者に仕立て上げた。
女「おにいさんナンパ?笑」
かなり貞操観念のユルそうな子で歓喜。
聞いてみると、毎週出会い系アプリで男漁りをしているとの事。
勝利を確信する。
でかおの神アシスト(?)に感謝しながら、とりあえずコンビニに入る。
の「よし!じゃあコンビニで何か買ってラブホテルに行こう!」
女「いこう!!!」
ノーグダでテルーホイン
からの。。。。
かなりスケベな子でメロスのエロスが満たされる。
女の子「誰かにセックス見られると興奮するんだよね、、、」
なかなかな変態さんだ。仕方ない、誰かに見てもらうか、、、、
メロスは、おきんたまに電話した。
おきんたま「もしもし?」
メロス「今、セクロス中で(はぁはぁ)」
おきんたま「!???!?!!」
メロス「聞こえる??(はぁはぁ」
女の子「聞いて///もっと///」
おきんたま「シコシコシコシコシコシコ…」
女の子「テレビ電話にして///見られたい///」
メロス「いや、それは、、、、」
おきんたま「テレビ電話にしましょう(シコシコシコシコシコシコ」
勇者はひどく赤面した
大満足の静岡遠征。最後のラブホテルは本当に楽しかった。
色々と紆余曲折しながらも、そこまでお金に頼らずに2即出来たのは自信に繋がった。
「じゃあ、行こうか。」
満足感を胸に、ホテルを後にする。
ありがとう、静岡。
ラブホテル会計「滞在2時間で、料金6,800円になります」
メロスは激怒した
ストナンを学びたいよ~っていう、そこにキミ!
オススメのnoteがあるぞ!!!