躍る3人のナンパ師|師匠と弟子と即系と

東北の地にて

かつて僕が指導していた二人の弟子がいる。

・おきんたまでかお
・ダニエルreji

最初合流したころは全く使い物にならなかった2人だが(失礼)、半年間の猛特訓の結果、1人前のナンパ師となった。今日はそんな彼らと久々にトリオでストをする。

期待に胸を膨らませながら、新幹線で北上する。

当時は細かい部分まで指導をしていたが、軸の部分は至って簡単。

 

「声を掛けろ」

 

これだけ。声を掛ければ何かを学ぶ。もちろん人のアドバイスは受けながらも、後は自立して自分で考えなさい、と。

人の教えを乞い続けるのではなく、街に出て声を掛けて、自分で学んで考えなさいと。ナンパ師としての「自立」をキーワードにしていた。

たまに活動の報告を見ていると、2人共ソロを中心に添えつつもコンビでしっかりと結果を残していた。当時コンビに関する部分はほとんど指導していなかったが、その辺りは走りながら覚えてくれたのか。

この地で3人揃うのは実に1年ぶり。この1年という期間でどれだけ彼らが成長してくれたのか。

 


「22:00から3時間ストるわ」

3人のLineグループにそう投稿する。

 

でかお「暇なんで先にストってます。」

ダニ「遅れるので先にストってて下さい。」

うん、僕の弟子って感じがする。

 

22時ピッタリに街に出る。冬の街の厳しい寒さが顔に突き刺さる。数分声掛けをしていると、先にストってたでかおに遭遇。

でかおと目が合う。とりあえず挨拶しようと接近する。

しかし残念ながら、でかおの隣に良い感じのメンヘラ女子がいたので一旦でかおを無視して女子に話しかける。オープン。

全てを察したでかおも上手くスルーしてくれ、別の女の子を探す。その間にメンヘラを連れ出し。ここまでダニエルの登場は無し。

 

手頃な居酒屋に連れ出す。メンヘラでイケそうなのだが、下手にパパ活で儲かっているためか男を金としかみていなさそうな傾向が。恋愛、セックスの価値観トークを差し込む。スマホを見ると、ダニとでかおは合流して女の子を連れ出しているらしい。男性が足りてないとの事でサポートが欲しいとの事。

 

一旦冷静になる。

目の前のメンヘラに時間を使い過ぎるのはもったいないと判断、ロスカットに入る。機械的に会計を済ませて機械的にホテル打診。「彼氏に怒られる」の一点張りなのでバンゲもせずに放流。遠征でのバンゲは時間の無駄。

スマホを再び見る。どうやら彼らは女子4人組の連れ出しを検討しているらしい。

ダニ「まあ、師匠なら女子2人分の働きするでしょ」

すこし分が悪いような気もするが、たまにはこんな日もあって良いかと急ぎ足で指定された場所へ向かう。

 


女子四人組と合流。男性側も深く認識合わせしておらず、また女子の属性も全く分からないので先ずは当り障りない会話をしつつ、7人が入れそうな居酒屋を探す。女の子は2人が固そう、2人が即系っぽい。

立ち飲み屋へイン。

先に入店してた野生が「え、コイツ3:4で?」という目で見てくる。

でかおは女の子1人と良い感じに和んでいたので、奥のスペースで1:1で戦ってもらいつつ、僕とダニで女の子3人を相手にする。初期フォーメーションはこんな感じ。

コンビの手法は様々あるけど、僕が好きなのは「分断 → 各個撃破」。要するにさっさとセパって1:1:の状況に持ち込む。もちろん、グループトークをしながら全員と乱・・・みたいなのも良いと思うけど、それはトークが上手い、慣れてる人が辿り着ける場所。効率的にやるなら各個撃破。

初期フォーメーションの時点で、でかおは分断できた。あとはグループBの5人をどう分断するか。

普通に話してても面白く無いので、とりあえず初っ端からぶっこむ。

の「結構みんな、遊んでるの?」
女子「いやいや!そんな事ないよ!」
の「俺も全然遊んでなくて・・・経験人数もこのくらい」

手で数字の「4」を作る

女子「え!?4人?40人?」
ダニ「400人ですか?

これこれ。これよ、コンビの醍醐味は。

の「なわけww」
女子「ていうか、経験人数数えます?」
の「無理でしょw経験人数数える奴とかキモ過ぎるでしょww

この辺りで背後からでかおの笑い声が聞こえる。

の「俺の知り合いで、このまえ一晩で4人とセックスしたってやつ居てさ
女子「やば!?」
の「キモすぎて絶縁したわw」

まあ目の前にいるんですけどね(ダニちゃんの事)。この辺りでダニちゃんも笑いがこらえきれなくなる。こんな感じでナンパの相方も含めて皆で笑うのって結構大事。アメリカのコメディ番組でも、笑うシーンだと聴衆の笑っている声が聞こえるじゃん?あれと同じで、誰かの笑いってのは場を和ませる最強のツール。だから僕は、コンビの時は相方も含めて笑顔を取りにいく。

 

先に入店してた野生2人組が「このオッサン、めっちゃ会話盛り上げるな・・・」って目で見てくる。ごめん、こっちプロなんだわ。

 

突破口として経験人数を話したおかげで、会話の内容が徐々に恋愛・エロトークへ。

すると、ダニちゃんが女の子をセパって話し始める。ここが非常にスムーズで実力の向上に素直に驚く。

良い展開。ダニ・でかおがそれぞれ1:1の状況に分断してくれた。

後は、僕も目の前の2人を「逆3」のフォーメーションで分断撃破か、2人まとめて搬送すればいい。まあ最悪放流してソロでストれば良いやと、気軽に話始める。

しばらく談笑。僕の担当2人は、一人は即系だけどもう一人が真面目。中々切り崩すのが難しいなと思いながらも、恋愛やセックスの話でとりあえず仕掛ける。でかおも苦戦。

すると、ダニちゃんがサっと和んでいた女の子と2人で外にでる。

「ちょっと散歩いってきます!」

そう言い残して店を出る彼の背中は、もう立派なナンパ師だった。背中が大きい。

ダニちゃんが居なくなった事を慌てる真面目子を、即系の子と僕の二人で「大丈夫だよ!」と説得する(ありがとう即系子)

先程の野生が目を疑うような表情で先に出た2人を見る。ごめん、彼もプロなんだわ。

しばらく談笑し、そろそろ逆3の状況も飽きたので2人に別れを告げる。でかおは、もうすこしだけ担当子としゃべっているようだ。

外に出る。時間も終電直後、良い感じの子がチラホラ見える。
丁度出入口付近にいた女の子に声を掛ける。

 

先程の野生が「お前、店出た直後に・・・マジか?」という目で見てくる。

2,3人に声を掛けるが、立て続けにガンシカを食らう。

と、目の前に女の子が。

1人はこちらに向かって歩いているミニスカ。もう一人は僕と反対側に進んでいるロングスカート。

一瞬の判断。
まず、こちらに向かっているミニスカに強いスクリーニングで声を掛ける。

「え?お姉さん、今俺とホテルで飲みたいって言いませんでした?」

すこしオープンするものの、無理そうなので一瞬で放流。
急いでロングスカートを負追い、次は弱いスクリーニングで声を掛ける。

「あ、お姉さん、飲み会終わりってオーラ出てますね。」

オープン。しばらく路上で談笑。
チラっと先程の店に目をやると、でかおが店から出てきていた。

「あーあ、あの人やっぱりもうストってるわww」という目で彼が見てくる。そしてそのまま、彼もソロストを開始する。

しばらくロングスカートと談笑し、飲み打診。
多少グダられるも、なんとか「1時間だけ」とこれを通す。

「え~・・・今から飲みかあ・・・」
「1時間だけでいいから!帰りのタクシー代も出すし!」
「うーん。じゃあ1時間だけいいですよ」
「ありがとう!じゃあタクシー代出す代わりにホテル飲みでもいい?」
「そうですね。良いですよ。」

【返報性の原理】と【一貫性とコミットメント】を巧みに組み込んだ、何度も何度も使っている直ホ打診の鉄板ネタを繰り出す。

女の子としては「1時間だし、無料だし良いか」とこちらの要求を一旦OKする。
OKした直後に「タクシー代出す代わりに、ホテルでもいい?」と打診をする。
女の子は一旦OKした手前、断りにくい。「タクシー代も出してもらうし・・・」と遠慮もする。この心理を上手く利用して、数千円のタクシー代だけで直ホを狙う。

チラっと店を見ると、先ほどの野生が唖然としていた。まるで踊るように女の子を連れ出す我々を見て、喜劇でもみているような気持ちなのだろうか。

ホテイン。

同時に先に連れ出していたダニちゃんからもパレインのお知らせが。

「え?いつのまにホテインしてたんですか?」と彼も驚きを隠せない。まあプロなので。

というやり取りをしているウチに、何故かでかおもパレ搬からの即。

2人連れ出している状況でも文句を言わずに淡々とストって結果を出すあたり、やっぱり心を失った僕の弟子(機械)なんだなと再認識。

結局、3人合流してから120分以内に、3人全員が即という驚異的な結果に終わった。

 


改めてだが、最初合流したころは全く使い物にならなかった2人だった。更に言うと、ナンパ師デビューした頃の僕なんてもっとひどかった。

ただ、諦めずに続ける。

周りからなんと言われようが、続ける。

100人居たら、ナンパしよう!と思えるのは1人。
さらに、ナンパしている100人から、続けられるのは1人。
要するに、ナンパを継続できるのは1万人に1人なのかもしれない。

ただ、意外と、ナンパって簡単に実現します。意外とナンパってうまく行きます。
だから諦めずに、続けてみましょう。

(あ、良かったらnoteも出してるので見てね)

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