【講習感想⑥】アスペ弾丸即マシン(ファミチキ)

本記事では、のんちゃまストナン講習(長期)を受講した方のインタビューを掲載する

彼らは何を思ってナンパに挑戦したのか。その結果、どうなったのか。皆がナンパに踏み出す為の「きっかけ」となる記事となれば幸いである。

 

第6回は名古屋屈指の強豪「ファミチキ」。東京遠征2日連続ハット(3即2回)、ヤギ一味大会優勝、2021味噌ソロスト賞2位、トータル190ゲットのモンスター級ナンパ師は、何を思ってこの界隈に飛び込み、そしてのんちゃま講習に流れ着いたのか。

 

▼ 彼のブログ

ファミチキ|note
雑魚腕ナンパ師の思ったことを書き殴ってます。批判叱責待ってます!

 

講習生からのコメント

なぜナンパ界隈に興味を持ったか

学生時代に、ずっと片思いをしていた女の子がいました。自分史上、最大にピュアな恋愛でした。何をしている時にも彼女のことを思い、Lineの返事をワクワクする毎日。彼女と付き合えたら、セックスできたら・・・そんな妄想をする日々を送っていました。

 

結論から言うと、彼女はナンパ男に取られました。

 

死ぬかと思いました。

自暴自棄になり、ヤケ食いに走り、不摂生をして、体重が10キロ増えました。とんでもない悪臭を放つオナラが出るようになりました。鬼のスト低です。死んだ方がマシです。

毎日エロゲーをする事だけが生きがいになりました。

 

さて、そんなことを重ねましたが。

当たり前なのですが、自暴自棄になっても、僕の前に女神は現れませんでした。

 

何もかもが悔しくなり、僕は決意しました。

「だったら、俺が奪う側になってやる」。

 

まあそもそも彼女を奪われるも何も、今思えばただのキモい片思いなんですけどね。とにかく、怒りを力に変えるためにストナンを始めようと決意しました。

 

最初に手に取ったのは「僕愛」や「零時レイ」の本です。とにかく街に出てみようと、名古屋でストナンを開始します。

 

全然即れません。

何回出ても即れません。足が棒のようにかたまります。

そこから数ヶ月を経て、ようやくロボットのような固い動作で女子との会話を続けられるようになりました。

 

そして、2020年の夏に”奇跡”の弾丸即を決めます。

今思えば、まあただのド即拾いでした。運ゲーです。

 

 

「よし、ゲットできた!出来た!もう、もう十分だ・・・・」

 

クソ雑魚なめくじマインドだった僕は、たかだか1即を達成した事を盾にして、ストナンから逃げました。

僕は雑魚です。雑魚でした。

 

 

ただ、ストナンに対する興味は失ってはいませんでした。

ツイッターを見ると、似たような境遇のナンパ師がたくさん居る事に気がつきます。意を決して、拠点の近い仲間と合流してみる事にしました。すると、皆同じようにストナンの難しさを抱えている事に気がつきます。

 

悩んでたのは僕だけではなかった!と、そこから前向きにストナンへ再挑戦。

2021年の春先には、合計10ゲットくらいになっていました。

 

なぜのんちゃま講習を受講しようと思ったのか

2021年の夏に北国遠征が決まりました。

その時に坊主だけは絶対に嫌だ・・・と考え、意を決して誰かの講習を受講する事を検討し始めます。

 

元々のんちゃまのことは、「固定弾丸即」のノートで知っていました。

この記事は味噌のナンパ師の間で流行っており、実際に僕も何回も読んでいました。

 

講習の受講を迷い、のんちゃまの過去ツイートを漁ってナンパの方向性を確認します。ストナン(即系)専門、という点で受講を決めつつある時、あるツイートが目に留まります。

 

「この人しかいない!!」と直感しました。

僕とエロゲの趣味が、全く同じだったのです。その場で単発講習申し込みのDMを行い、最短日程で講習を受講。

北国遠征では抜群の成果を残します(因みにこの時点で講習を受けなかったキバナは坊主でした)。

 

その後、長期講習が開始された事を知ります。

たくろう、なにわの銀等の親しいクラスタがグングンと成長していくのをみて、僕も長期の受講を決めます。遠距離だから受講を躊躇っていましたが、色々と調整して受講が可能となりました。

 

受講後の感想は

僕のノウハウの基礎は、手に取ったノートから学んだ「弾丸即」だけでした。

ただ、ぼんやりと「弾丸即しか出来ない」「誰にでも拾える即系しか拾えない」という課題感は抱えていました。ただ、その原因がわからない。対策ができない。

 

こういった部分に対して、その課題を構成する「原因」や、「対策」を可視化してもらえました。今まで全然拾えて居なかった層に対してのアプローチや、準即までを駆使して粘り強く案件に挑むなど、戦略も広がりました。

また、講習では自分のダメな部分を上記のように指摘される事も多かったのですが、その反面、自分の良い点も伸ばしてもらえました。

 

結果、過去にゲット出来なかったハイレベルな層に手が届くようになりました。

また、意外にも即数が増えました。過去の月間最高即数が倍になり、苦手としていた渋谷でハットリを2日連続で成功するなど、自分のナンパ史上最高の成績を収める事が出来ました。

 

もう今では、ナンパが楽しすぎてやばいです。

 

今年は同じのんちゃま講習生同士で北海道に遠征して、鬼のように即数を重ねました。

仲間と合計38即して、僕はトップの9即でした。

 

引退できなくなってしまったような気もしますが、楽しいのでOKです。

 

講師からのコメント

ファミチキは、講習受講時点で即数が100近くある「中級者」だった。

こういった中級に対する指導は、なにわの銀・たくろう辺りである程度経験していたので、まずは冷静にどの部分がボトルネックになり成長を妨げているのかをチェックする所からのスタート。

 

パパっと見た限りでは、フィールデイング(サージング、オープナー)周りは問題がなく、損切りも上手。

ただ、即にこだわるあまり厳しい案件を避ける傾向があったので、粘り方や崩し方を中心に改善。Lineゲットまでのクロージングまで一気通貫でインプット。

一例を挙げると、「声かけ→自己開示」の直結が多く、例えば相手のイジれるポイントがあったとしてもそれを無視して一方的に話し続けてしまう場面が多かった。わかりやすく言うと、最初の1分が全て「固定」されたトーク。

悪くは無いムーブなのだが、一段階上のストナンを目指すのであれば、「作業感」を消す方が重要。なので、固定化の次のステップとして声かけや路上トークの「動的」さを集中的に指導。

「色々試して楽しむストナン」を提案した。

 

また個人練習に関しても、音声コンテンツもしっかりと聞き込み、実地の回数を重ねるたびにテンションコントロールやグダ崩しのテンポが良くなっていった。

結果として、本人が既に持っていた部分(固定による即系のスピード回収)と、今回インプットした部分(非即系に対する動的なアプローチ)を組み合わせ、広い範囲の相手に対して挑めるようになった。

 

これでストナンの「奥深さ」に魅入られたので、あと数年はやめないであろう。