ナンパとリスク

性行為に関する法律が、厳格化されるようだ。

一言でまとめてしまえば「厳しくなる」である。まあこの法律自体の成立はかなり古いらしく、時代に沿った内容にアップデートがされるだけである。

性交同意年齢を16歳に引き上げ 公訴時効も延長 法務省、改正試案 | 毎日新聞
 法務省は24日、性暴力被害の実態に応じた法制度の見直しを議論している法制審議会(法相の諮問機関)の部会に対して、これまでの議論に基づいた法改正試案を示した。性的行為に同意する能力があるとみなす「性交同意年齢」を13歳から16歳に条件付きで引き上げ、性犯罪の公訴時効を原則5年延ばすなどの案を盛り込ん

 

そして、もうこれは仕方がない。

言うまでも無いが、酒や暴力に頼った女性コミュニケーションは無くすべきである。

 

この流れは変わらないであろう。ナンパ師が署名活動を行なって「法改正反対!!!」とか喚いた所で、意味はない。

そもそも、性的合意の取り方が変わろうが、法律が厳格化されようが、行為後に女性が警察に駆け込むような流れを作った時点でアウトである。(ただしこれは、男性側でコントロール出来ない部分もあるので難しい。例えば女性がヒステリー持ちだったり、美人局だった場合はどうしようも無い)。

 

実際、今回の厳格化に伴い「そろそろ引退するかな・・・」勢も一部出ると思うが、これはこれで賢明な判断であろう。ナンパをする・しないは個人の自由である。

 

個人的な意見だが、リスクを極端に嫌うのであれば女性と関わる事をやめた方が良い。

AAA(トリプルエー)の浦田が酔った勢いで自分を知らなかった女性を殴って逮捕されたり、新井浩文がマッサージ店で女性に暴行したり、他の例で言えば「俺の女だ!!!」的な喧嘩を起こしてしまったり、元カノへの未練がタラタラでストーカーしたり、片思いのアイドルに・・・まあ色々あるのである。

 

ナンパとリスクの関係は、交通事故に似ている。

首都高でスピードをガンガン出せば、圧倒的に事故リスクは上がる。

反対に安全運転に常に気を使っていれば、事故リスクは下げる。

しかし、車を運転している以上、事故は起きる。そういうものである。リスクをゼロにしたければ、車に乗らない選択をするしか無い。

 


 

ビートたけしを知っているだろうか。

「世界のキタノ」で知られる超大物芸人であるが、彼には逮捕歴がある。

彼女をフライデーされた事にブチギレた彼は、フライデーのオフィスを襲撃して「コロすぞこの野郎!!俺は刑務所行きも覚悟している!!」と怒鳴りながら粉末消化器を噴射し、編集長・編集部員をボコボコにして肋骨骨折等の重症を負わせ、住居侵入・器物損壊・暴行の現行犯で逮捕された。

その後、彼は懲役6ヶ月・執行猶予2年の判決を受ける。

 

そしてビートたけしを慕う、爆笑問題の太田にこう語った。

「お前は俺に勝てるわけない。前科も無いし、死にかけた経験も無い。」

 

波乱の半生を持ち出して、笑いに変えていたようだ。

まあ、だから何という話ではあるが。