次は
長野ー
長野ー
お降りのお客様は….
電車内に、控えめになるアナウンスの音
その電車の、はるか上空
暗黒卿を乗せたデストロイヤーは、長野の地に降り立った
中には、怒りに身を震わせる暗黒卿の姿が。
「kyo…ナンパ師のくせに…オフパコの喜びを知りやがって…貴様の息の根を止める…」
仮面の下の目には、怒りの炎が激しくともっていた。
補足:
ラスト10秒で全てのナンパを過去に起きざる初回遠征はコチラを参照
なぜ暗黒卿が怒り狂って二度目の遠征に赴いたのかはコチラを参照
shuuusuke「…..来たな」
遥か前方に見える大型要塞。
kyo「ああ。三カ月ぶりだな」
ついに、奴がこの地にやってきた。二度も。
前回は奴を坊主に出来なかった。
しかし、今回は175、閻魔、shuuusuke、そして味噌からの増援、アーリーの5人で迎え撃つ。
圧倒的な屈辱を、与えてやる。
kyo「…生きて帰れると思うなよ」
まだ見えぬ相手に、そうつぶやく。
全戦力が、ぶつかる。
この街に、救いはあるのか。
街に降り立つ。
暗黒卿(のんちゃま)がこの地に降り立つのは二度目だ。
時計を見る。まだ、kyoとの最終決戦の時刻までは時間がある。
スマホを見ると、前回の遠征時に連絡先を交換した子が暇していた。
どこで声を掛けたのかは全く覚えていないが、Lineの写真を見てもあまり心が躍らない。
しかし、暇だ。
「…良いだろう。相手をしてやろう。」
暇つぶしがてら会う約束を取り付ける。
駅で待っていると、想像の2倍くらい美人で、想像の4倍くらい腰のくびれがあり、想像の8倍くらい巨乳のタイトニットお姉さんが現れる。恵体だ。
(…神様、ありがとうございます。ご馳走様でした。)
この辺境の地で恵体をプレゼントしてくれたGodに感謝の意を込めつつ、居酒屋へ移動。
いつも通り、話を盛り上げる。
しっかり恋愛観やエロ話も語る。ハンドテストもスムーズに通る。
相手の目をしっかりと見据える。
お酒の影響もあってか、恵体が照れる。
(勝ったな…)
早々に居酒屋をアウトし、手を繋いだままホテル前へ。
の「よかったらもうちょっと、ホテルで話そうよ」
恵体「それは無理」
の「えっ・・・・?」
女の子は去っていった。
の「・・・・・・・」
時刻をみる。19時過ぎ。まだkyoの姿は無い。
「はよこい」とだけkyoに送る。今すぐにでも決闘(デュエル)をしたい気分だ。
kyo「焦るな、もうすぐつく。」
待ちきれない。
すると、目の前に爆乳の女の子を見つける。
さっきの子よりも、さらに大きい。
この大きさは、もはや暴力だ。
すかさず声を掛ける。
オープンする。
質問攻めにしないよう注意しながら、冗談も交えて相手の情報を引き出す。
・女子大生
・遊び足りない
・彼氏がいる
これはいけそうだ。
すると、彼女が言う。
「お兄さん、かっこいいですね!」
「えっ・・・・?」
あまり言われ慣れない事を耳にし、思考が暴走する。
一回りも年も離れている巨乳JDが、こんな浅黒い30代のオッサンに?
「くぁwせdrftgyふじこlpよかったらこんなカッコイイ、俺のホテルこない?」
しまった。
思考が止まったせいで、雑な打診をしてしまう。
「いいですよ!」
なんてこった
「あ、けどお兄さん今から予定あるんじゃ?」
スマホを見るとメッセージが。
kyo「ついたぞ。さあ、決戦を始めよう。」
ん?誰だっけこの人?
即座にLineを閉じる。
予定はキャンセルになった旨を伝え、部屋に入る。
少し話した後にベッドへ移動する。
グダは無い。
暗黒卿のライトセーバーを起動する
「おっきい///」
女の子に、黒く雄々しい魔剣を突き立てる。
結構な変態ちゃんで、プレイも盛り上がる。
30代の暗黒卿、2回戦を戦い終える。
爆乳子を放流し、街に出る。
スマホを見ると、kyoから「しばく。一旦かえって寝る」との連絡が。
とりあえず鬼電して、たたき起こす。
kyo「ねてたわ。いまいく。」
まったく。敵前逃亡とはこの事だ。
の「kyoさん、、、まだかな、、、、」
待っている間、暇なので街を徘徊する。
すると、またまた即系のJDを発見する。
さすがに今回も待たずに連れ出してしまうと、kyoさんの逆鱗に触れそうだ。
(声を掛けて、バンゲで済ませよう…)
それなら許されるだろう。
の「・・・・・行くか。」
女の子に声を掛ける。
・帰宅中のJD
・明日は朝からこの辺りで予定がある
・年上と遊んでみたい
良い感じに会話が和む。長野には、年上と遊びたいJDが多くて嬉しい。
しかし、さすがにそろそろkyoさんがご到着されるのでバンゲをしようとしたとき。
JD「あの、、、良ければなのですが。」
JD「ホテルに泊めてもらえませんか?」
の「えっ・・・・?」
JD「あ、けど予定ありそうですよね・・・?」
スマホが鳴る。
kyo「震えて待て。俺の恐ろしさに、ひれ伏すがいい。」
ん?誰だっけこの人?
の「予定ないよ、暇してた。どうぞ泊まって!」
そのまま二度目のホテル連れ込みを決める。
携帯が鳴っているが、そんな事に気を取られる暗黒卿では無かった。
遠征初日は、kyoさんと合流できずに終わった。
翌日
起きて、スマホを見る。
昨夜、僕が冷静に状況を分析して長野勢各位のグルチャへ送った「アポ負けを3秒で切り替えて、冷静にいつものローラー出来るメンタルの方が遠征では大切ですね。」という意見に対して。kyo先生からコメントがあった。
kyo「うるせえな笑」
うーん、清々しい朝だ!
kyo「昨日は合流出来なかったが、本日は合流する。12:00に駅に来い。」
流石に2度もブッチしてしまい申し訳ない気持ちがあったので、約束の時間通り集合場所に行く。
予定の時刻から2時間13分が経過した後、何の悪気も無い様子でkyoさんがご到着される。
社長出勤なんてレベルじゃない。
ようやくkyoさんと合流出来たので、とりあえず決戦の前に一緒にミューツーの逆襲を見る。
流石に2度もブッチしてしまい申し訳ない気持ちがあったので、奢る。
見終わった後、kyoさんがTwitterに投稿をしている。
まさか、奢った僕への感謝の投稿なのか!?と思い、期待してTwitterを開く。
kyo「なんで俺は浅黒いナンパビジネスおじさんと映画見てるんや。。。」
全然、感謝されてなかった。
夜になる。
いよいよだ。決戦の火蓋が、切って落とされた。
朝まで、kyoさんとぶつかりあう。
死ぬ気で戦う。
血肉躍る狂演に、胸が高鳴る。
kyo「あ、俺仕事だから乾杯したら帰るわ。」
の「えっ・・・・」
遠征者が、、、、来たというのに!?!?!
の「それでも、、、貴様、ナンパ師かっっっっっ」
kyo「いや、仕事大切やん?」
お前なに正論言ってんだよ!?!?
すると、味噌からの来訪者アーリーさんが現れる。
右手には、ストロングゼロ(500ml缶)
の「あらら!ストロングですか~!序盤から飛ばしますね!しかも大きい方!」
kyo「味噌勢はお酒すきだなぁ~!」
ア「あ、これ水ですよー^^」
の「え???」
の「・・・・いや、ストロングですよね?」
ア「いえ、違いますよ^^」
の「え、でも」
ア「水です^^」
の「あ、ごめんなさい。水ですね。」
kyo「水でした。」
喉が渇いていたのだろう。
アーリーさんはゴクゴクとお水を飲み干す。
すると、shuuusukeもやってくる。
s「アーリーさん、一杯奢りますよ!」
ア「おお!ではお言葉に甘えて^^」
の「参考までにお伺いしたいのですが、、、これは、、、、」
ア「はい、水です^^」
の「あ、ですよね。水です。」
s「水でしたね。」
kyo「水だね。」
さあ、泥酔ゲームの始まりだ。
kyo「じゃあ乾杯も済んだし俺は帰r・・・」
の「させるか・・・・!!!!」
kyoさんが帰宅を言い渡そうとしたタイミングで、女子2人に話掛ける
帰宅中の女子大生二人だった。
なんとしてでも、食い止める(kyoさん&女子二人の帰宅を)
必死のトーク
その必死な姿に心を打たれたkyoさんも、協力してくれる
kyo(連れ出したら・・・仕事行くからな・・・)
・・・させるかよ!!!
マシンガン&ハイテンショントークで女の子を食い止め、居酒屋へ搬送。
さあ、ここからが勝負だ。
居酒屋へイン。10分程度のトークの内容を振り返りながら、状況を整理する。
女1:エロ子
・女子大生
・明日は特に予定なし
・胸元が広く空いている服。エロそう
女2:真面目子
・女子大生
・明日予定あり
・真面目そう
男1:kyoさん
・アラサー
・今から仕事
・性行為が大好きなチンパンジー
冷静に考えるんだ・・・
この三人のグダを全て崩し、性行為に至る為の最短ルート・・・・
女の子二人とkyoさんが話している最中に、店の注文用のタブレットを手に取る
の「エロ子、真面目子、カクテルが良い?ハイボールが良い?」
二人「ハイボール!」
の「おっけー!じゃあ俺もハイボールにしよ。kyoさんはコークハイ頼んでおきます。」
kyo「ん、オッケー・・・・・ん!??!??!」
先ずはkyoさんにアルコールと投入し、仕事に行きにくくする・・・・
現状一番強いグダである、彼の仕事グダから真っ先に。最短で崩す。
kyo(しもた・・・アルコール頼んでもうた・・・)
アルコールが四人分、テーブルに届く。
の「はい、じゃあかんぱーい!!!!」
女2人「かんぱーーーい!」
の「はい、kyoさん!もっと飲んで!!!」
kyo(コイツ・・・・!!!まさかオレの仕事グダを・・・・!!!?)
女2人「もっとのんでー!」
の「それそれ~~~!!!」
女の子ものってきて、良い感じに酒も進む。
さあここからどうするか。
恐らく、このまま普通に会話を運ぶだけではkyoさんが帰宅してしまうだろう。
それを防ぐには、どうすればいいか。
よし。
彼を極限まで楽しませよう。
いつもとは違うコンビトークをして「もっと居たい」と思わせよう。
すると、エロ子がこんな事を言う。
エロ「私、実は結構ビッチなんですよね^^」
よし、ナイスパスだ!!!
この会話を上手く展開させて、kyoさんに「もっと居たい」と思わせよう!
の「そうなのね!ちなみに、経験人数は?」
エロ「えっと・・・・・」
エロ「40人くらいです!」
の「多いね!!!」
これは面白くなってきた。
エロ子の価値観を聞いた後、真面目子にも聞いてみる。
真面目子「えーっと・・・・8人くらい?」
の「いや、それでも結構多くない!?」
よし。
ここからが、勝負だ。
今日一番の一手を、打ち込む。
の「ちなみに、kyoさんは経験人数何人ですか??」
kyo「えっ・・・?」
の「正直に言ってください!マジで!」
kyo「・・・・え、ヤバくね?」
そう。我々はナンパ師だ。僕なんて360人を超えている。
の「いや、大丈夫ですって。」
kyo「マジ?」
の「僕も、今日は正直に言います。大丈夫です、正直に教えてください。」
眼で、kyoさんに訴える。
の(大丈夫!僕を、信じろ!)
kyo「どうなっても知らんぞ・・・・」
の「だーーーいじょうぶですって!!!僕も、今日は正直な数字、言いますから。」
kyo「・・・・・・」
kyoさんが、ひと呼吸おく。
真面目子が、kyoさんを見る。
エロ子が、kyoさんを見る。
僕が、kyoさんを見る。
そして、ついに
kyoさんが、重たい口を開けて、呟く。
kyo「・・・・・・100人超えだ!!!!!」
の「え!?ヤバくないっすか!?なんでそんな経験人数多いんすか!?」
エロ子「キャーーーーーー!!!!コノヒトヤバーーーイ!!!」
真面目子「え!?嘘でしょ!?!?」
kyo「・・・・・・・」
の「ええー!?どんな人生送ったらそんな経験人数増えるんすか!?あり得なくないっすか!?」
エロ子「すごーーーーい!!!すごいすごい!!」
真面目子「え?嘘でしょ?」
三者三様のリアクション。
kyo「・・・・しばく」
の「え!?なんか言いました!?いやーーけど驚いた!100人超えるとか、チンパンジーっすよwwwww」
エロ子「どうしたら、そんな数字に・・・?」
おや?
100人超えによって、エロ子の食いつきが上がった・・・?
しかし、kyoさんの表情からは感情が読めない。
すると
kyo「のんちゃま・・・・・少し頼む」
しまった!?!?
いじりすぎたか!??!
kyoさんが、席をたつ。
1分
3分
5分
・・・・戻ってこない。
やってしまったか。流石のkyoさんも、激怒してしまったか。
エロ子「いや~けど!!!100人ってすごいね!」
真面目子「ほんとに・・・」
の「だよね~。俺もビックリしたわ!」
エロ子「お兄さんは何人くらいなの?」
の「ん?俺?」
の「30人くらいかなぁ?」
エロ子「だよねー!そのくらいだよね!」
の「当たり前じゃーん!100人とか360人とか、そんな奴らは一体どんな人生送ってるんだよ!!笑」
まあ360人は俺なんですが。
すると、kyoさんが戻ってくる。
流石に怒らせてしまったか。
そもそも、仕事グダはグダの中でも最高位だ。
いくらkyoさんでも、ナンパの為に仕事を休む程、狂人ではないか。
kyoさんが席に座る。
kyo「仕事、休むって電話してきた」
やっぱり、狂人でした。
そこからkyoさんは、水を得た魚のように、鮮やかに会話を回す。
(なんて・・・鮮やかな・・・・・)
これが長野勢の本気か。
しかも、エロ子の食いつきは経験人数100人という件で爆上がりしているようだ。
(kyoさん、本当に楽しそうだな・・・・)
よし。そろそろセパろう。
となりの真面目子に伝える
の「あの二人、イイ感じだからちょっと外に出ない?」
真面目「はい、いいですよ。」
の「kyoさん、エロ子、俺らちょっと先に外出るね。」
(ダメだ、届かない・・・・)
そのままセパり、ホテルへ。
そのまま、スムーズに即。kyoさんも即。
アーリーさんが即した話とか、shuuusukeが即した話とか、175が修羅場になった話とか、kyoパレに足を運んでみたら泥酔した閻魔がケツ丸出しで爆睡していた話とか、その辺りは一旦割愛したいと思う。
事実、僕はkyoさんとのセパ即を含む3即で遠征を終えた。
さて、次は。
どこを制覇しようか。
オフパコを絶対に許さない、地獄の果てまで追い詰める「のんちゃま」と、何度言われてもオフパコしちゃうウッカリ者のチンパンジー「kyoくん」の、繰り返される激戦の記録です。この戦いから、目を反らすな!