「声が掛けられない」
ナンパをした事のある人であれば、誰でもぶつかる壁です。
当たり前です。道で歩いている女性に「今から僕と飲みませんか」と話しかける。ハッキリ言っておかしな行為です。
やっぱり街で女性に話しかける行為はおかしい!間違っている!そう思ったアナタはそっとこのページを閉じて、ナンパ師のミチを諦めて下さい。
それでも地蔵を克服されたい方へ。
地蔵が起きる理由はシンプルではありません。色んな要因・複雑な課題が沸き上がった結果、「声が掛けられない」という状態になるのです。
例えば一例
・なんて話しかければ良いのかわからない・・・・
・周りが見てる・・・・・・・恥ずかしいな・・・
・どうせ無理でしょ・・・成功するわけない・・・
・あの子はいいや・・・次・・あの子も・・次・・
こういった事が渦のように頭の中に巻き起こる。そして、結果として声が掛けられない。
課題が複合的であれば、解決策もシンプルにはなり得ません。地蔵が起こる理由も千差万別なので、その一人一人にあった指導がベストなのも事実。
それを加味した上で、本記事では「王道」の地蔵克服方法を2つ記載したいと思います。ポイントは「新しいノウハウを身に着ける」ではなく、「今の当たり前を断捨離する」という事です。
悩む時間を捨てる
声を掛けようと思った時。前述のように、色々な事を考えますよね。
ただ、結局それは「悩んでいる」だけです。だからこそ、この悩むというステップを消しましょう。
気になる子が居たらとりあえず「スイマセン、ご帰宅中ですか」と話しかける。連れ出すかどうか。どうやって話を組み立てるか。そんな事は、声を掛けた後に考えればいい。
下手っぴでも問題ありません。(無視されたり、嫌がられたら素直に謝罪して離れる事さえ意識すれば)
ダメな例:
(あ、可愛い子・・かな・・・どうしよう・・・話しかけようか迷う・・・)
(よし、話しかけるか・・・)
(何て話しかけよう・・・・)
(カバンについているストラップでもいじろうか・・・・)
(よし、そうしよう・・・)
(じゃあ、距離を詰めて話しかけ・・・・あ、もう遠くに・・・)
(うん・・次にしよう・・・)
良い例:
(あ、可愛いかも)
「お姉さん、帰宅中ですか?(何て会話を盛り上げようか。あ、このストラップ変わってて面白い。)
このように。
「かわいい子が居たら話しかける」を基本動作にするのです。悩みのステップを、先ずは飛ばしてみる。
守りのマインドセットを捨てる
「とはいっても、声掛けは恥ずかしい」
ナンパをする、女の子に無視をされる事で自分自身の価値が下がっていると思っているのではないでしょうか。たしかにそうかもしれませんね。
女性に無視されるとプライドに傷がつくのも、事実でしょう。しかし、だからといって今のプライドを「守って」いては何の成長もありません。
ナンパにおいて「声を掛けない」事は最悪です。一切成長しません。地蔵こそ、最悪の状態です。
・・・とか長々と書いていますが、要は「精神論」の世界です。地蔵の克服はどうしても、「理論的」な解説でカバーしきれないマインドの部分を含んでいます。
だからこそ。徹底して「守り」のマインドを捨てきって下さい。頑張った先に叩いた坊主であれば称賛に値しますが、地蔵は一切の評価に値しません。(余談ですが、僕は”地蔵トーク”ですらあまり好きではありません。)
最後に
僕と合流した人が、良く言います。
「めっちゃ声掛けしますね」
この言葉は最高の名誉です。どうやら僕にはもう、上記の2つの「悩み」と「守り」はすっかり消えてしまっているようです。
余談ですが、僕は短期決戦や遠征でそこそこの結果を出します。(もちろん、当たり前に坊主だって叩きますが。)
声掛けの絶対数は、そのまま結果に直結します。
どれだけスト値を磨こうとも、口説きを極めようとも、最初の「一声」を出す勇気が無ければ全てが無駄になります。
その踏み出す一歩は、どんなノウハウを手に入れたとしても大きくは変わりません。最後に自分を突き動かすのは、「変わりたい」と思った自分の気持ちです。
さて。
この記事を読んで「その通りだ!やってみよう!」と思ったアナタ。
・言うは易く行うは難し
・鉄は熱いうちに打て
2、3声掛けでもいいんです。とりあえず今から街にでて、一歩踏み出すところから始めてみませんか?
「出撃します」の言葉を、待っています。